家出調査は一刻も早く!少しでも早く興信所に相談すること

近年は未成年者が交友関係や学業の悩みから家出をするだけではなく、サラリーマンが仕事のプレッシャーから出勤途中で突然消えたり、生活に不自由のない専業主婦が近所付き合いや子育ての悩みから家出をしてしまうことがあります。

なんの前触れもなく突然いなくなれば警察に届けを出すことになるでしょうが、置手紙でもあれば独自に探したほうが確実に見つかることが多いようです。ただ日常生活をすべて投げ打って探すことは現代社会に生きる者にとって大変なことになります。そこで人を探し出すことが専門の探偵事務所にお願いすることになります。

興信所に家出調査を依頼するときにはターゲット(家出してる人)のことが分る資料を用意しておきましょう。家出の原因やその前後の状況を客観的に探偵事務所の担当者に知らせることが大事です。また所持金やクレジットカードの使用枠なども、概算でもよいので調べておく必要があります。もちろん交友関係や尋ねていきそうな知人などもピックアップしておくと、よりスムーズな調査ができます。

家族が家出したことで感情的になっていることが多いので、上手に伝えるためには要点を箇条書きにしておくと良いでしょう。

1.氏名、生年月日、身長、体重、髪の色、その他の特徴

2.携帯電話番号・メールアドレス〜契約者情報

3.数枚の顔写真と全身写真

4.知人おおよび交友関係と連絡先

5.訪ねていきそうな心当たり場所

興信所が家出調査をする時には、やみくもに聴き取りや足取りをとることはないので、まずは手掛かりになるものが必要となります。例えば家庭内でのトラブルから一時的に家を出て、友人と一緒にいる可能性があります。心当たりのある友人に問い合わせても口止めされて、本当のことを言わずに隠すことがあります。このようなケースではターゲットと行動を共にできる環境にある人を数日尾行調査し潰し込みをします。

また遠方に出て行ったときには、携帯電話の履歴を確認するために契約者として位置ナビを使ったり、カード決済から使用場所を特定することもできます。

家出してから相当の期間が経っている場合には、別の場所で収入を得ている可能性がありますので、働きそうな仕事先に写真で照会することになります。ただし家出してから時間が経つと探し出すのが困難になりますので、なるべく早く依頼されたほうが良いでしょう。

また身に危険がおよぶ可能性がわずかでもある場合には、同時に警察に届け出をしておくことも必要です。